コークス炉から排出される赤熱コークス(950~1,050℃)は、後工程でのハンドリングを可能にするために、200℃以下に冷却される必要があります。
コークスの冷却方法としては、湿式冷却(Coke Wet Quenching / CWQ)と乾式冷却(Coke Dry Quenching / CDQ)がある。
CWQは赤熱コークスに直接水をかけて冷却する方式で、環境面および省エネルギ-面で以下のような問題があります。
- 粉塵を含む大量の水蒸気が周囲へ排出されてしまう。
- 消火に使われた後の排水処理が必要となってしまう。
- 赤熱コークスの顕熱の再利用ができない。
粉塵の発生を抑制する湿式消火法としてCSQ(Coke Stabilization Quenching)という方式が欧州で開発されていますが、湿式のために赤熱コークスの有する顕熱が再利用できないという問題点は改善されていません。
一方でCDQは、赤熱コークスと冷却用循環ガス(不活性ガス)を密閉系内で熱交換させて冷却する方式で、以下のような特徴があります。
- 発塵・放散による大気汚染の防止できます。
- 熱コークスの顕熱を蒸気あるいは電気エネルギーとして回収可能となります。
- 穏やかな消火方式によりコークスの品質(強度)が向上され、そのため生産性とコークス生産時における低品位石炭使用量が拡大されます。
- 低水分コークスである為、高炉に投入するコークス比を低減できます。
SPCO CDQの特徴
- SPCOは配置や設置範囲が限られたどんなコークス炉に対してもCDQを提供できます。
- その為の豊富な知識や技術、経験と各種特許、そしてノウハウをもっております。








